ご本尊へ向かう
階段を昇ると
◆昔話◆お寺に着くとまず見えるのが”トラと牛の像”(右写真)。昔、牛2頭を飼い農業をしていたところに、お腹の空いたトラがやってきた。トラはあまりにお腹が空いて1匹の牛を食べてしまった。そこで、ひどく悲しむ農夫に神様が心を痛め、トラにパワーをおくった。すると、トラは生まれ変わったように静まり、ある日農夫が目覚めると残った1頭の牛と共に並び仕事にいくのを待っていたそうだ。神様は、一生懸命頑張っている人々を救い、トラを殺さず牛の代わりに仕事をするようパワーを贈ったという。インドならではの考え方なのかも・・・。「お腹が空くのはしょうがない・・・。ただ、困らせることは許されない。牛の仕事をするのだと・・・。」