*インド日本ビジネス情報(オリッサ州)

NPO法人インド日本友の会とは・・・
  両国の国民同士が文化交流を通じて、相互理解を深め、将来的に経済発展につながり、更によりよい関係を結ぶためのサポートをしていく会です。
 両国のよりよい関係を結ぶ拠点を、日本側では大阪「インド日本友の会」 、インド側のパートナーとして、東インドオリッサ州プリーに「インド日本交流センター:チャンドラ・セカール・アカデミー学校」を設置。チャンドラ・セカール・アカデミー学校は、英語教育の学校ですが語学科目に日本語を取り入れ、現在学校の一部を使い、日本語専門学校として社会人や大学卒業後のインドの方々に日本語と日本ビジネスマナーを習得してもらっています。
 また、日本の中学校を卒業した後、進路が決まらず引きこもりがちな生活を送ってしまっている日本の若者達のための「1年間インド留学コース」があります。インドという違った国で、共同生活をすることによって、規則的な生活を取り戻したり、わがままを抑えることや何かに真剣に向き合う姿勢を学びます。さらに、英語、ヨーガ、ダンス、楽器演奏など学べる支援も行っています。
 
 インドの中で、今、人口約4000万人のオリッサ州が、
水に恵まれた広大な国土と天然資源として石炭・クロム鉱石・ボーキサイト・鉄鉱石・マンガン・雲母・チタン鉱石また海洋性天然ガスなど豊富に産出していることで注目を集めています。オリッサ州の位置は、インドの東側で、世界地図でみるとインドの中でも日本に近く、現在多くの日系企業は東南アジアに進出しており、その延長として東南アジアから近いオリッサ州で上記の特徴を活用し、大企業から中小企業の誘致や技術協力など、政府が呼びかけています。
 インドの企業や工場、技術の視察ができる「インド視察ツアー」があります。日本語堪能インド人スタッフと現地日本語係員が前面サポートします。
 インド日本友の会は、その窓口としてインドのあらゆる情報提供をいたしますので、気楽にご相談ください。
  
(担当はクンナ・ダッシュまで)
 
 2008年5月に、オリッサ州農業大臣らが日本との交流を更に深めるために、日本各地を視察しました。【詳しくはこちら】
 
AQUARIUM PROJECT IN PURI ORISSA FOR TOURISM DEVELOPMENT
水族館をインドでつくろう

 オリッサ州は、アジア側にあるインドです。オリッサ州で工場などつくると、インドのほかアジアにも輸出するのに快適な場所。
 ここで、日本の工業団地など作って、アジアの窓口にしましょう!水と資源と若い労働力の豊富な国。

 世界中から注目される最近のインド
 現在、インドは中国に次ぐ世界第2位の11億を超える人口を抱えています。昔からインドには、様々な宗教があり全人口の8割を占めるのがヒンズー教で、4つのカースト(バラモン、クシャトリア、バイシャ、シュードラ)をもち、次にイスラム教が1割、続いてキリスト教、シーク教、仏教、ジャイナ教となります。インドは宗教とカースト制度があり閉鎖的でしたが、ここ最近ではインドの人たちの考え方も変わり、カースト制度もかわりつつあり、異文化をうけいれるなど開放的になってきました。
 
  インドの面積は世界第7位で、日本の10倍ともいわれ、州ごとに言語や文化、法律までも異なり、隣の州に入ると異国のように感じるのです。
 
  インド政府は、カースト制度による差別を憲法上禁止し、身分の低い人たちへの優遇制度をつくり、教育機関では公用語のヒンディー語と英語、また州の言語を必須とし、違う民族同士のコミュニケーションを図れるようインド国民をまとめています。次に、世界に向け天然資源が豊富にあることや食料では、ミルク・サトウキビ・紅茶の生産が世界第1位であり、お米・野菜・果物の生産は世界第2位となっています。そして、全人口の50%以上が25歳以下という人材をもつ豊かな労働力をアピールしています。
  更に、インドで外国企業が進出しやすい法律をつくり、現在では多くの外国企業が事業を開始し、世界中から注目され、それがインドの経済発展につながっています。
 
  インドと日本は、仏教通じて長い歴史を共に歩んできましたが、2000年に森喜朗総理(当時)がインドを訪れ「21世紀における日印グローバル・パートナーシップ」の構築に合意、以降毎年のように政府高官がインドを訪問し、パートナーシップの具体化に向け調整しています。2005年には小泉純一郎元総理がインドを訪れ、マンモハン・シン首相との会談で「日印グローバル・パートナーシップ」に戦略的方向性を付与する共同声明を発表しました。更に、2006年には安倍晋三元総理は、訪日したマンモハン・シン首相との会談で「日印戦略的グローバル・パートナーシップ」に向けた共同声明を発表し、それを受けて、2007年を「日印交流年」とし、両国でさまざまな事業を開催しています。【日印交流年事業カレンダーはこちら】
2007年11月には、福田前総理大臣とマンモハン・シン首相がシンガポールで首脳会談をし、ますます二国間の関係が深くなってきています。
 
  経済成長をしているインドは、デリーやムンバイなど大都市においては、日本の銀座と同じように物価上昇しており、他にもチェンナイやコルカタやIT産業の中心となっているバンガロール周辺の都市に企業などが集中し、現在では350以上の日系企業が進出しています。また、日本のODAを通じて道路や地下鉄などインフラ整備を進めており、JETROはデリー・ムンバイ・バンガロールに事務所を設置し、進出日系企業のサポートをし、JICAにおいては、特に農業関係の技術者の派遣を多く行っています。一方では、まだまだ貧困に苦しんでいる州もあり、
この貧富のバランスを整えるためにも、これからの日本企業やODAの開発事業は、都市部に集中するのではなく、最近では、地方へと目をむけ、貧困な州で進出する傾向になっています。

   **そのような州のなかで、まずオリッサ州の魅力を紹介していきます**
 
 
オリッサ州はインド東部で、4大都市のコルカタから海岸沿いを南に500キロ下った所にあり、世界地図で見るとインドの中でも日本よりに位置しています。人口は約4000万人、農村人口比率は85%でインド平均の72%に比べて大きく、人口の47.15%が貧困ラインを下回わるインドでも貧しい州に入ります。
面積は、日本の約半分の155,707km2で、 水に恵まれた広大な国土と天然資源として石炭・クロム鉱石・ボーキサイト・鉄鉱石・マンガン・雲母・チタン鉱石また海洋性天然ガスなど豊富に産出されています。
 
 州都は、ブバネシュワールで国内線の空港があり、現在は国際線の空港を建設しています。鉄道と道路の交通網は、インドの4大都市とつながっており、またブバネシュワールから100キロのところにあるパラディープ港は、世界の貿易に欠かせない港です。
 
 観光事業とリゾート開発に魅力な場所として、ブバネシュワールから60キロのところにプリーがあり、320キロ続く白い砂浜のビーチと町のシンボルであるジャガンナート寺院は、ヒンドゥー教の4大聖地として有名です。毎年行われる「山車祭り:ラタヤットラ」は、現在日本の京都で行われている祇園祭りのルーツとされています。プリーから東に30キロのコナーラクには、世界遺産に登録されたスーリヤ寺院があり、そこで最近、仏教遺跡が発見されました。プリーから西に60キロ行くと、世界でも有名な塩水湖のチルカー湖があり、毎年冬には世界中の渡り鳥がここをめざしやってきます。最近はイルカがこの周辺に集まってきています。
  
 最近では、進出日系企業のサポートを主な活動としているジェトロが、企業進出の少ない東部のオリッサ州に対して、豊富な鉱物資源だけでなく、水産資源など日本企業にとってもビジネスの可能性があると見ており、オリッサ州を重点開発ターゲット地域と位置づけているUNIDOジャパンとオリッサ州政府(TEAM ORISSA),(IPICOL)と共に両国のビジネス促進を協議しているようです。2007年に、鉄鋼産業が集積する北九州から視察団がオリッサを訪問しました。同年、日印交流年記念事業として、インド日本友の会は日本文化の披露のため、2芸能団体「石見神楽:西村神楽社中(島根県浜田市)とやまと獅子太鼓(奈良県大和郡山市)」約40名とともにオリッサを訪れました。この事業は、プリー・コナーラク・ブバネシュワールの3大都市にて開催しました。日本に帰国する際に、オリッサ州から古典舞踊団・サンドアーティストの12名を招聘し、日本各地で30公演を開催し、日本とオリッサの文化交流を通じて両国のつながりが深くなりました。2008年には、オリッサ州政府(TEAM ORISSA)が、大阪のインド総領事館においてオリッサへの企業誘致セミナーをインド日本友の会を通じて開催しました。また、住友金属工業はブーシャン社がオリッサ州に建設している高炉一貫製鉄所の建設と操業に関して技術援助することや、住友金属がブーシャン社に自動車用鋼板製造を技術援助する取り決めが交わされました。また、つい先日はオリッサ州スレンドラナート・ナイク農業大臣をはじめ秘書官、青年会議所副会長、インド日本交流センターの会長ら4名が来日しました。【Goverment of Orissa Japan Schedule2008:詳しくはこちら】

 *今、なぜオリッサ州なのか・・・*
 熟練度の高い低賃金労働力と若年層の豊かな労働力、平たんで安価な土地を有し、海に面した320キロの白い砂浜と水に恵まれた広大な国土と塩水湖であるチルカー湖をもち、豊富な天然資源・鉱物資源を有効活用し、政治情勢や治安も安定しており、政府は窓口の一元化促進し、交通網は鉄道・道路が4大都市とつながっており、以上のようなものを活用するとインド12億の市場マーケットをターゲットにビジネスを展開でき、また貿易に欠かせないパラディープ港とオリッサ州の近隣のコルカタ港を活用することで、インドの中でも日本よりに位置するオリッサ州から東南アジア(ミャンマー、タイ、カンボジア、フィリピン、ベトナム)や日本へのニューマーケットのゲートウェイとなっていく。またIT技術学校や病院など環境も充実、そして、日本側のインド日本友の会とインド側のインド日本交流センターがあり、生活しやすくなるような様々なサポートと、ほかにもオリッサについてあらゆる面での相談やサポートをしていますので、ご相談ください。
 
 インド日本友の会の支援する英語教育の学校が、オリッサ州プリーにあり英語教育の中に日本語も取り入れ、現在は幼稚園から中学校まで開校し、高校は建設中。2008年は、この学校の一部を使い日本語専門学校を開校しました。ここで、日本語教育と日本のビジネスマナーを社会人や大学卒業後のインドの方々に教えています。これから、益々日系企業が進出・拡大する中で、日本語を習得した優秀な人材を育成し、現地企業への就職斡旋やビジネスチャンスを拡大できるような企業とのマッチングなどサポートしています。
 また、この学校の敷地は1万坪あり、ここで企業の工業技術学校を設立するための土地の提供と技術学校に紹介する生徒を集める協力をします。ここに技術学校を設立することで、将来、この学校の卒業生がその企業の中心の人材としてや優秀な人材確保につながっていくでしょう。このような技術学校を設立したい方をを募集しています。

 今、オリッサ州は、豊かな鉄鉱石資源、更に豊富な労働力を有効活用し、最近の日印関係強化もあわせて、日系企業の進出先として注目をあつめています。大手企業の大型事業だけでなく中小企業にもっと支援することをアピールし、オリッサ州に進出してもらえるように呼びかけています。
 これから、インド日本友の会と一緒にオリッサ州への日系企業進出についてなどオリッサ州を盛り上げていきましょう。

・オリッサ州への日本企業進出や現地通訳や在印日本人の生活などのサポートを行っていますので、インド日本交流センターまで気軽に相談して下さい
・現地には、日本語の通じるホテル、日本料理やバーなどあります

・近隣にコルカタ総領事館があり、そこで日本側の手続きのパスポートの再発行などができます
・オリッサにある銀行(ステイト・バンク・オフ・インディアとバンク・オフ・インディア)の支店が大阪と東京にあります。送金などは、1日で出来ます。
・エアーインディアで、東京・大阪の関空から直行便がインドの首都デリーまで週4回あります。デリーから国内線でオリッサの州都ブバネシュワールまで2時間、毎日就航。日本からエアーインディアを利用するとデリー・ブバネシュワール間がスペシャル割引でご利用できます。(片道約6,000円)
・日本から他の航空会社で、オリッサの近隣コルカタまで毎日就航(タイエアーなど)。コルカタ・ブバネシュワール間の国内線も、毎日就航。(約45分)
・夜行列車でコルカタから夜に乗れば、朝には終点プリーに着きます。
・プリーからブバネシュワールは、車で1時間弱です。
・食材は、海に面しているので魚介類が豊富(日本で獲れるエビ、イカ、アジ、マグロ、カツオなどが獲れます)
・野菜は、竹の子、レンコン、なすびなど多くの種類の野菜があります。
・お米の種類は、インドは多く日本のお米と似ているものがあります。
・お酒は、ビールや日本酒に似たものがあります。
・日本料理を現地で作る場合、日本から持っていくものとして、味噌、しょうゆ、ワサビがあればできます。
・他の州が暑い時でも、気候は、海からの風があるので、プリー周辺は涼しく過ごしやすいです。
・オリッサの大都会では、インターネット・電話は使えます。また、日本の海外対応携帯も電波がつながります。
・家で、メイドさんを雇う場合、月に1万円ぐらいでお世話してもらえます。
・土地購入する場合、町から20キロ離れると、1万坪の土地が1000万円ぐらいで手に入ります。
・在印日本人のためのオリッサ日本人会があります。
・現地企業に転勤になった日本人家族の子供が、日本人学校として通えるよう対応中。

お問い合わせ
●インド:「INDIA-JAPAN FRIENDSHIP CENTER」 S.K DASHまで 
CHANDRA SEKHAR SQUARE
TEL 91−6752−251491 E-mail: ijfcj@yahoo.co.jp
C
hakratirth Rd. PURI、ODISHA、INDIA 〒PINー752003

インドツアーのコーディネート・インド現地通訳・インドで会社設立、
 
インドとアジアの格安チケットの手配ができます
しくは「インド・ホテルサンタナ」のHPのメールまで

プリーの海岸は320キロの白い砂浜、リゾート開発に最適↓↓

パラディープ港

<close>